押出成形の歩留まりに大きく影響を与える混練の工程は、生産ラインの中で最も重要な工程であると言われています。押出機の専門メーカーとして長年の経験と蓄積してきた技術を活かして、数々の特徴を備えた抜群の混練効果を発揮するニーダーを製作しました。
|
|||
SIGMA BLADE
|
180° SPIRAL
|
FISHTAIL BLADE | KNIFE TYPE |
最も多く採用されるスタンダードのブレードで、接線・重複運動によってムラ無く均一な混合・混練を行います。 |
繊維質を含んだ原料の混練に優れた性能を発揮します。過度の切断運動はありませんので繊維質は破壊しません。
|
炭素系のように原料の比重が軽く、通常のブレードでは旋回応力が掛かりにくく混練に時間を要してしまう素性の場合に使用します。
|
粉体での混合・混練に適しており、強く練り込みたくない原料特性の場合に使用します。 |
混練槽(ケーシング)は外周に冷却(加温)用のジャケットを有していますので、混練時の旋回熱による原料・バインダーの劣化を防止します。
<可変速仕様>
混練ブレードの駆動はバイエル・サイクロ減速機による無段階変速としていますので、原料特性や混練に掛ける時間によって任意に設定する事が出来ます。
<排出>
混練原料の取り出しについては、モーターによるケーシングの横転式(手前側)を採用しています。
型式 | N-5 | NSL-50 | NSL-300 |
全長・全幅・全高 | 約 1,030mm×500mm×860mm | 約 2,300×1,200mm×1,200mm | 約 3,235mm×1,485mm×1,380mm |
所要電動力 | 2.2kw | 7.5kw~11kw | 22kw 2.2kw |
ブレード回転数 | 27~109r・p・m | 20~80p・r・m | 30r・p・m(可変速はオプション) |
ブレード径 | Ø150mm | Ø280mm | Ø500mm |
内 容 量 | 5ℓ(最大水張溶量15ℓ) | 50ℓ(最大水張溶量120ℓ) | 300ℓ(最大水張溶量640ℓ) |
重 量 | 約200kg | 約1,300kg | 約2,000kg |